就活はやり方が確立されており、それを知っているかどうかで就活が成功するか失敗するかが決まってきます。時間は限られています。余計なことはせずに就活をしたいですね。ここでは内定までどのような手順で就活を進めるのが良いかをお話しします。ご参考になれば嬉しいです。
ハローワークに登録する
まずは形から入りましょう。
ハローワークに登録することで、公的機関に「私は就活中です。」と宣言したことになるのです。
就職活動ではハローワークの求人をメインに使うということはないと思います。
これってどんな転職ノウハウ本を読むよりも身につくんです。
実体験は貴重な情報源ですからね。
応募する求人は練習と考えて気楽に選定して構いません。
目的はあくまでも就活の流れを把握することですから。
幸運にも内定が出たら求人の口コミや会社の経営状況は調べてください。
本格的に就活に入ったら気になる求人でもすぐに応募すべきではないその訳とは?に書いたように応募前に調べることです。
キャリコネ
転職理由を明確にする
これは会社を辞めて就職する前に明確にしておくこととは?に書いたように転職理由を明確にすることと同じです。
退職理由は在職中の会社に対する不満だったと思います。
ですが不満のまま転職してもそれは転職先で解決するでしょうか?
当然ながらあなたの未来が見えないままでは就職はうまくいきませんね。
面接のためではありません。
今後のあなたのキャリアの方向性を決める重要なことだからです。
これから3年後、5年後、10年後、あなたはどうなっていたいですか?
少し難しい言葉で言うとキャリアビジョンといいます。
これは転職理由が明確にならないと決まりませんよね?
就活で応募する求人も決まりません。
行き当たりばったりで「これは給料の割に楽そうだ」などと求人選定してはいけません。
そうすれば面接辞退や内定辞退などはしなくても済むのです。
とにかく転職理由を明確にしてください。
ハロワへの登録は単なる手続きです。
本格的な就活はここからと言えます。
逆に転職理由が明確にならない場合は就職はしないほうが良いかもしれません。
そのあたりは転職エージェントに相談してみるのも良いでしょう。
マイナビジョブ20's
転職サイトに登録する
転職理由が明確になったら求人検索を始めます。
気軽に求人検索可能な転職サイトから使い始めましょう。
ここでの目的はあくまでも「求人検索」です。
応募書類はきちんとしたものが出来ていませんし、応募するのは別な就職媒体の方が良いので、ここでは求人検索までにします。
どんな求人があるのかを一通り、見てみるんです。
「あなたの転職理由にあった求人がどれくらいあるのか?」を確認することはとても大切です。
転職理由が決まったとしても、転職市場に需要がなければ就職の方向性の見直しや最悪転職の取りやめも考えなければならないからです。
求人検索する媒体としては転職サイトが最も優れています。
転職サイトから直接応募も可能ですが、転職エージェントのように推薦してくれるわけではないのであまりおすすめできません。
深入りせずに求人のリサーチ程度で済ませましょう。
リクナビNEXT
キャリアの棚卸し
職務経歴書を書く前にあなたの今までのキャリアを整理しましょう。
これを【キャリアの棚卸し】といいます。
いつからいつまで、どの会社・部署で、どんな仕事を、どんな立場で、どれくらいの実績を、どのようにして挙げたのか?を年表形式で書いていきます。
キャリアをリストアップしておけば職務経歴書を書くのはかなり楽になります。
また改めて転職理由の確認もできます。
今までのキャリアを俯瞰してみることができるからです。
キャリアの棚卸しのコツは人に見せるものではないので、どんどんリストアップすることです。
年代順に並べるのは後からでも構いません。
どんな小さなエピソードでもあなたの強みを発見するのに役立つ可能性があるので書いておきましょう。
強み・弱みをはっきりさせる目的もあります。
具体的なキャリアの棚卸しの方法についてはキャリアの棚卸しを簡単に行う手順とは?をご参照下さい。
履歴書・職務経歴書の作成
枚数も2~3枚と限られています。
あなたの「売り」を前面に出して作成しましょう。
職務経歴書はあとで転職エージェントに添削してもらうこともできますが、見せて恥ずかしくないレベルまでには仕上げておいてください。
これで安心!履歴書はこれさえ守れば難しくない!には履歴書の書き方が、誰でもできる職務経歴書の作成方法!には職務経歴書の書き方が書かれていますので、ご一読ください。
絶対に登録しておきたい転職エージェント8選!
転職エージェント経由で応募

職務経歴書が完成したら、転職エージェントを使っても良いレベルに達しています。
転職の目的も明確になっていますので、求人紹介もあるでしょう。
この段取りを間違える方が多いです。
完成度の低い職務経歴書で登録してもエージェントからは相手にされません。
それで逆ギレしてはいけません。
悪いのはあなたなのです。
就職活動は段取りが全てです。
就活は手順・方法が全てです。
順番を間違えると就活は成功しないのです。
焦って転職エージェントにすぐ登録するのはやめましょう。
職務経歴書が完成してから転職エージェントを使うという順番です。
応募から内定、待遇交渉まで転職エージェントはやってくれます。
あなたにぴったりのアドバイザーを見つけるためにも複数社の利用をおすすめします。
合わなければ使うのをやめればよいのです。
第二新卒エージェントneo

まとめ
今までのことをまとめますね。
- ハローワークに登録
- 転職理由を明確にする
- 転職サイトで求人検索
- キャリアの棚卸し
- 履歴書・職務経歴書を作成
- 転職エージェントを利用する
盛りだくさんですがここでは順番が大事なのでそれをひとまず頭に入れてください。
ご健闘を祈ります。