応募書類としては履歴書・職務経歴書は必須です。では転職活動で言う応募書類三点セットというのは何なのでしょうか?
応募書類三点セットとは?【添え状を忘れがち】
転職活動では履歴書・職務経歴書の話題が多いのですが応募書類としてはよく三点セットと呼ばれています。
まさに残り一点が【添え状】と呼ばれているものです。
カバーレターとも言われていますがこの際呼び名はどちらでも良いです。
添え状の役割は何でしょうか?
社会人としてお客様に書類を送った経験のある方なら「ああ、あのことね」とすぐにわかると思います。
一言でいうと「表紙」のことです。
「応募書類としてこれらの書類を何部ずつお送りします。」ということを書いた書類があった方が親切ですよね?
応募書類で送付する添え状はシンプルに
添え状はその役割から簡単明瞭に書くのが一番です。
志望動機や自己PRを書く方も多いのですが、本体の履歴書・職務経歴書でも書かれている内容であれば、添え状に書く必要はありません。
- 宛先
- 日付
- 氏名
- 応募する旨の簡単な挨拶
- 同封する書類一覧
書く内容は上記項目で必要十分です。
応募書類に添え状は必要か?
では添え状を応募書類として送付することは必要でしょうか?
これは使う転職媒体によって異なります。
ハローワークを使うとき
ハローワーク経由での応募の場合は応募書類はあなた自身が用意し、郵送まで行う必要があります。
直接企業に行く応募書類ですので、ビジネスマナーとして添え状はつけた方が良いでしょう。
直接応募の場合はどうしても後回しになりやすいのです。
添え状くらいはつけておいてください。
それによって合否に影響があるという企業もないという企業もあります。
添え状を作るのはそんなに手間ではありません。
だったら添え状はつけておきましょう。
転職サイト
転職サイト経由の場合はウェブサイトから応募手続きをする場合が殆どです。
結果的に添え状は不要です。
そのかわりに職務経歴書は求人向けにきちんと見直しましょう。
転職エージェント
転職エージェント経由の場合は事情が少し変わってきます。
あなたは転職エージェントから企業に推薦されるわけです。
添え状の代わりに転職エージェントのコンサルタントが推薦状をつけて、企業に応募手続きします。
私は採用も担当していたので、よくわかるのですが気の利いたコンサルタントの場合はすぐに電話で推薦状の補足もしてくれます。
早いと電話をしながら職務経歴書に目を通しますので、次の面接の話になっていることもありましたね。
いずれにせよ添え状の代わりに推薦状が応募書類の表紙になるのが転職エージェント経由の場合です。
応募書類で送付する添え状についてのまとめ
以上をまとめますと
- 添え状はシンプルに書く
- ハローワークでは添え状は必須
- 転職サイトは添え状は不要
- 転職エージェントは推薦状が添え状の代わりになる